ODB++
ODB++データ交換フォーマット

設計、製造、実装の各工程間のコミュニケーション効率を向上


ODB++は、CAD/EDA、PCB製造、実装に関する情報を1つの統合データベースに格納する、現時点で最もインテリジェントなCAD/CAMデータ交換フォーマットです。ODB++は、元々バロール・コンピューター・システム社が自社のPCB CAD/CAMシステムであるGenesis 2000、Enterprise 3000、Trilogy 5000用として開発したもので、現在では事実上の業界標準として広く普及し、PCB設計、製造、実装の各分野で、これまでにない強力な機能と、必要に応じて拡張できる柔軟性を実現しています。それだけでなく、ODB++は、PCB製造および実装分野でのデータ交換用の新しいIPC-2581規格で、基礎技術としても採用されています。

NEMI (National Electronics Manufacturing Initiative)は、現在使用されているCAD/CAMデータ交換フォーマットのうち、エレクトロニクス業界で最も支持されているフォーマットを特定する産業調査を行いました。その結果、ODB++が大多数の支持を獲得し、単一の集約的データ交換フォーマットを開発するための開始点として選択されました。


独自の拡張可能な構造
ODB++は、PCB設計、製造、実装に関わる様々な情報が格納されているASCII形式のオープンなフォーマットです。GerberやExcellonなどのフォーマットは、基本的に製造マシン(レーザプロッタやNCマシン)を駆動することが目的です。また、これまで提案された多くの規格は、設計分野(CADをベース)に重点が置かれており、製造、実装に関する情報が疎かになっています。
ODB++は、シンプルなツリーデータ構造で、その構成要素から完全なPCBの製造と実装が実現できる、近未来のデータフォーマットです。


特長
• インピーダンス、スルー/非スルー・ホール、特定のホールで接続されたレイヤーなどの様々なシステム属性を保持
• 1機能レベルでの属性
• 独自の基板レイヤーおよびオーダー定義
• パネル・レイヤーでのデータの階層をサポート
• コンポーネントのパッケージおよびピンの正確なモデリング
• BOMデータのマージをサポート
• 世界中の2,000以上のサイトで導入済み
• レイヤーのWYSIWYG記述により、曖昧さを解消
• Cadence社やMentor社を含む複数のパートナーからのインターフェースの提供 


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